校長あいさつ

ごあいさつ


  茨城県立盲学校ホームページを御覧いただき、ありがとうございます。

さ て、今年5月から、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行しました。感染対策は個人の判断に委ねら れるようになるなど、3年余り続いたコロナ対策は大きな節目を迎えました。世の中が「コロナ禍」から「アフターコロナ」へ移行している雰囲気は、日々の ニュースなどでも感じられます。

学 校を取り巻く環境においても、これまで自粛していたスポーツ大会、文化的行事、交流活動などを復活する動きが活発になっています。本校においても、これま で制限のあった活動、行えなかった様々な活動を積極的に推進していこうと考えています。しかし、何もかも元に戻すのでは無く、コロナ禍を通して得られた 「教育活動・業務内容を見直す視点、新しい学校づくりを進めるための発想」は大事にする必要があります。コロナ禍で得た良いところは今後も活かしつつ、新 しい学校の在り方を模索してまいりたいと思います。

本 校は、創立116年を迎える歴史のある県内唯一の視覚障害教育学校です。これまで培った個に応じた支援の専門性を大事にしつつ、時代の変化や社会のニーズ を踏まえながら、本校教職員が働きやすい職場環境の整備や働き方改革を進めるとともに、何よりも一生懸命頑張る幼児児童生徒のため、本校の発展のために尽 力していく所存です。

お力添えのほど,どうぞよろしくお願いいたします。


本校の様子

 本校は明治41年(1908年)、茨城県知事の森正隆氏が私財を投じ、茨城盲唖学校を設立し、自らが初代校長に就いたことに始ま ります。

今年、創立115年を迎える 県内唯一の視覚障害教育特別支援学校であり、寄宿舎も有しています。

 令和5年5月1日現在、幼稚部4名、小学部8名、 中学部6名、高等部本科普通科10名、高等部本科保健理療科1名、高等部専攻科保健理療科5名、高等部専攻科理療科4名の計38名が在籍しています。

 就学前支援として、早期教育相談やサテライト教室、小・中学校に通学する児童生徒 の通級指導教室も実施しています。

 また、特別支援学校のセンター的役割として、目の見え方に不安のある方(乳幼児か ら成人)、その保護者の方を対象とした相談、支援活動も随時行っています。

さらに、就学前施設、小・中学校、高等学校等への支援にも取り組んでいま すので、いつでもお気軽にご相談ください。